熱中症の症状で寒気がでることがある?
熱中症は、暑さにより体温が上がりすぎ、
体内の水分やミネラルが失われる症状です。
めまいや大量の汗、頭痛、吐き気、高熱、下痢などを引き起こす症状です。
さらに症状が進行すれば意識障害を起こすことがあります。
予防法としては、
炎天下長時間戸外にいない、水分をこまめにとる、
帽子やサングラスなどで日光を遮るなどの処置が必要です。
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熱中症時の寒気の危険性!
熱中症になった時に、寒気を訴えることがありますが、
寒気が起きる症状は症状がかなり進行しているといえます。
暑くてたまらないのに寒気がするということは
脳の機能が熱さにより停止し、体温調節機能が異常になり、
暑さを寒気と感じてしまっていることです。
しかも暑さを下げるためにダラダラと出ていた汗も
ぴたっと止まってしまうことがあり、かなり危険な状態です。
すぐに涼しい部屋へ移動し体を冷やすことが大事です。
水分補給もこまめにしましょう。
熱中症で体が衰弱していると
一度に飲むことができにくくなるので、少しずつ飲ましてあげましょう。
できれば、スポーツドリンクが理想的です。
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寒い=温めるは逆効果!?
寒がっているからと言って、
体を温めたり布団をかけたりしては逆効果です。
ますます熱中症が進行してしまいます。
このまま放置すれば、
脳出血や意識がなくなることもありとても深刻な状態です。
汗をかかなくなり、顔色も変になり、
寒い寒いとうわごとのように言うようになったら、
救急車で病院へいかなければ命の危険があります。
熱中症で亡くなる人もあとをたちません。
毎年年間100人ほどの人が熱中症で死亡しています。
しかも昼間と同様、夜間に死亡する人も多く、
睡眠中の暑さ対策がとても大事になってきます。
近年温暖化により、夏は酷暑とまでいわれるほどになり、
クーラー無しで寝ることが難しくなってきました。
しかし高齢者の中にはクーラーを嫌がり、
冷房をつけずに寝たり、窓を閉めたまま寝てしまう人もいます。
高齢者になればなるほど暑さに対して鈍感になり、
暑さを感じないという人もいます。
熱中症の年齢別死者数を見ても、
75歳以上の高齢者が多く亡くなった方の8割が高齢者だったという記録もあります。
しかも住宅の中で亡くなる人が多いのが特徴です。
炎天下で作業する人や部活動に熱中する学生も要注意です。
そのほか車内に置き去りにされなくなる乳幼児もあとをたちません。
こまめな水分補給、疲れたら休憩する、
長時間は戸外にいないなどの注意を守ることが熱中症の予防対策になります。
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