引越しを失敗させない基本の3ステップ(その3)
引越しの基本であるステップ1と2は、
すでに読んでいただけましたでしょうか?
ごく簡単に復習させていただくと、
ステップ1まず不要品を処分することでしたね。
そして大切なことはモチベーションを高めることでした。
ステップ2では、効率化をははかるために
事前に調べて、ネットや電話で済むものは、
夜や空いた時間に済ませてしまうことでした。
引き続きステップ3へと続けていきます。
★ ステップ3 ★
<引越し当日のスムーズな動き>
引越しの規模と移動距離によって
当日の動きは、大きく変わってきますね。
同じ都道府県内ならもちろん距離や移動時間にもよりますが、
早朝に荷物を詰めて、同じ日に新居に運ぶことができます。
しかし、北海道から九州への引越し(?)というような
大移動の場合には、当日は無理です。
荷物だけはトラックで運んで、あなたは飛行機で移動し、
ガランとした新居で待機かもそれませんし、ホテル等に
宿泊するかもしれません。
当日は、何が起こるかわかりませんから、
引越し業者さんには、できるだけ朝早く
来てもらうようにします。
「家具が大きくて、ドアを通らずに、家具を分解しないと行けない!」
なんてことも起こります。以前、家具の組立は、家の中でおこなっていた
そんなことも忘れていたりします。
当日スムーズに行くように、万全な準備をしておきましょう。
<開封作業と整頓の効率化>
新居にいよいよ荷物が届いたら開封と整頓になりますが、
この作業がいかに効率的にスムーズに進むかは、事前の引越し準備如何です。
はっきり言ってしまえば、荷物は何でも適当に詰めてしまえば、
箱詰めは簡単です。
しかし、適当にしてしまったがために、ここで
とても片付けに苦労し、膨大な時間がかかります。
「とにかく、まずお茶を飲もう!」と思っても…
急須は?
湯のみ茶碗は?
お茶っ葉は?
湯沸かしポットは?
洗わないといけないので洗剤は?
スポンジは?
布巾は?
なんてことになりかねません。
箱には、どこに置いてどんな内容かを
はっきりと書いておきましょう。
<ワクワクした新生活をスタート>
新生活はきっとあなたのことを光かがやかせてくれると思います。
不安があっても新しいことが始まるのは、素敵なことです。
引越し作業が忙しすぎるとと、周りのことが目に入らなくなることがあります。
いろいろな思い出や親しい人との別れなど、悲しいことも
あるかもしれませんが、ことはポジティブシンキングです。
前向きに捉えてください。
引越しへの心配や友達との別れから登校拒否になったお子さんもおられます。
引越し先で、新生活へのビジョンが見えず、閉塞感に悩む主婦の例もあります。
今後の生活について、夜くつろいでいる時などに、話し合う時間をとってみてください。
また、身近な家族だけでなく、これまでお世話になった方々への
こころくばりも忘れたくないですね。
そのような、ちょっとした心遣いが、あなたや家族の
精神状態を穏やかにし、良好な人間関係を続けることができるようになります。
必ず、新生活は楽しいことが待っています。
新しい生活経験をぜひ、楽しんでみてください。