運転免許を取得するには、教習所に通う、合宿に参加する、一発免許試験を受ける方法があります。

圧倒的に多い方法は、もちろん教習所に通う方法です。一発免許は、例外的です。

初心者には、「一発免許試験」より教習所！

自動車教習所は、運転免許を取得するために、一般的な方法です。

公安委員会が指定する「公認自動車教習所」（以下、教習所）に通って免許を取る方法です。

もちろん、もっとも料金が高額となる方法には、なりますが
初心者にとっては、より確実性が高い免許取得方法です。。

教習所では、入学する際に必要な「入学金」、教習に必要な「教習費」、
教習で使う「教材費」などの費用がかかります。

さらに適性検査や技能検定などにも別途費用が発生するため、
結果として免許自体を初めて取る人は30万円前後の費用がかかることなります。

一発免許試験は、一回で合格できれば、非常に安くつきますが、
初心者の合格率は、数パーセント以下と言われ、
合格できる見通しがないまま、費用だけはかさんでいきます。

一発免許試験に適している人とは

いわゆる「一発免許」は、過去にクルマを運転した経験のある人が、
改めて普免の交付を受ける際に受験する、といったケースなどに有用な制度です。

運転免許の取り消し処分を受け改めて取得する場合や、
運転免許を失効させ技能試験免除条件に合わなくなった場合、
外国で運転免許を持っていた場合などが考えらえます。

一般には、運転技術そのものには問題がないよう場合などが考えられます。

一発免許の合格率は、どれくらい？

ただ、そのような過去に普通免許を持っていた受験者を含めた場合にもも、
運転免許試験場における技能試験の合格率は高くはありません。

正式な統計は、公表されていませんが、専門家によると、おおむね2割程度です。。
まったくの初心者による「一発免許」受験が非現実的なのはこのためです。

もちろん「技能試験」は何度でも受験できますが、
自力で試験に対する能力を向上させることは困難で、
合格できずにずるずると何度も受け続けるといった事態になる可能性は高いです。

技能試験は、単に運転技術を見ているだけではないからです。

そうした場合、自動車教習所に入校し、改めて1から始めるしかないかもしれません。。

一発免許試験における合格率を高める運転方法

ここからは、初心者にはおすすめしませんが、
過去に免許取得したことがある方は、
過去に免許を取ったころを思い出して読みすすめてください。。

一発免許の試験を受ける人の多くが、過去にその免許を取得していて、
有効期限の失効や、免許の取り消しとなった人たちです。

一発試験を受けた後、合格できず
「技術は十分のはずなのだけどな・・・」
「試験官、ちょっと厳しすぎない？」

そんな風に思う人も多いかもしれません。

一発免許の難しさは、実は、技術の問題ではないのです。

一発免許試験は、技術を見ているのではなく、安全な運転ができるかどうか？
を見極めているのです。

この点に気が付かないと、何度受験しても、絶対に合格の70点を取ることができません。

過去に運転免許を取得している人ならぜひ思い出してください。

教習所で行った試験では、技術よりも安全を特に、重視していたはずです。

技術は、実際に運転が始まれば、自然に向上しますが、
安全確認の行動は、逆に変な慣れで、低下することもあるからです。

エンジンを付ける前には、車の前後に回り、目視で安全状況を確認する。

車のドアを開ける前に、後方を確認し後方から車が来ていないかを、目視で安全状況を確認する。

車に乗ってからは、椅子の調整やブレーキペダルとの距離を確認、
ハンドルまでの距離やバックミラーの調整、サイドミラーのチェック等々。

エンジンをかける際にも、ブレーキをかけながらエンジンを付ける。

そうなんです、運転を始める前にもこんなにもたくさんの「安全確認」が必要なのです。

エンジンを付ける前に、車の前後の確認をしている人なんて、実際には
ほとんどいないと思います。

ですので、、過去に免許を取得していて、運転の技術が実際にはある人
であっても一発免許試験には、合格できないのです。